AXIAL SCX24のモーターをINJORAのハイトルクブラシモーターに交換する
前回の記事で実際にフィールドで走らせて見えてきた課題のひとつであるノーマルモーターのトルク不足を解消していこうと思います。
いきなりブラシレスモーターにする選択肢もありましたが、今回のテーマが「なるべく低予算」なのでブラシモーターセッティングにしてみます。
今回交換するパーツ
今回の予算は2,000円くらいです。
モーターはINJORAの050 50T Pro High Torque Brushed Motorにしました。
通称「パープルモーター」と呼ばれている定番モーターです。
交換方法
トレイの取り外し
ボデイを外して、バッテリートレイをフレームから外します。
フロントダンパーを外し、ESCトレイを外します。
この時にESCに繋がっているモーターの配線も外しておきます。
ギアボックスの取り外し
スキッドプレート裏側の2本のネジを外します。
スキッドプレート上側にもネジが1本あるので、これを外すとギアボックスが取り外せます。
モーターの交換
ギアボックスからドライブシャフトを外します。
ギアボックスのカバーを外します。
ボックスレンチでスパーギアを外します。
モーターを外して、続いてモータープレートを取り外します。
取り外したネジは再利用するので、長さがわかるように保管しておきます。
モーターに付属のピニオンギアを取り付けます。
先程の逆の手順でモータープレートとモーターを取り付けます。
モーターの位置はスパーギアを仮付けしながら程よく回転する位置を見つけて固定します。
続いてスパーギアを戻して六角ナットを締め込みますが、この時にナットを締め込みすぎるとギアが斜めになってしまうので、加減しながら程よいところで止めます。
続いてギアボックスカバーを戻すのですが、ノーマルのモータープレートとINJORAのモータープレートのネジ穴位置が微妙に違う為、モーターを取り付けるネジとカバーが干渉してしまいます。
上の画像の赤丸のあたりをニッパーで切り取って干渉を回避しました。
ドライブシャフトを取り付けて、ギアボックスをフレームに戻します。
先ほどの逆の手順で取り付けるだけです。
ノーマルモーターよりも長さが長くなったので、バッテリートレイと干渉してしまいます。
右側の赤四角の部分をニッパーで切り取ります。
後はバッテリートレイとESCトレイをフレームに戻して、フロントダンパーを戻して、モーターの配線を繋いだら完成です。
モーターを交換した感想
室内のスタッカブルテレインで作ったコースを試走した感じでは、全体的にトルクアップしているのが実感できました。
特に低速でのトルクアップを感じます。
同じ登りでもノーマルモーターの時よりスロットルを開けずに登ることができます。
ハイトルクモーターですので、速度が上がることはありません。
低速コントロールのしやすさは以前と変わりませんが、欲を言えば超低速コントロールができると快適ですね。
ESCも合わせて交換することも考えられますが、とりあえずは次のカスタムに移行します。