AXIAL SCX24のESCと送受信機を交換(初心者向け)
以前にハイトルクモーターに交換したことで低速トルクはだいぶ良くなっていたのですが、超低速のコントロールと下りのドラッグブレーキに不満が残っています。
ブラシレスモーター化をする前に、手元に余っていたブラシモーター用ESCに交換してみようと思います。
ラジコン経験ゼロだった自分はさっぱりわからなかった経験もあるので、初めての方にもわかりやすいように書いてみます。
今回交換するパーツ
今回の予算は4,000円くらい + 送受信機
INJORA MB100-R80 Brushed Mini ESC
INJORAの定番ブラシモーター用ESCです。
今回使ったのはだいぶ前に買ったので現行と若干デザインが違います。
このESCとINJORAパープルモーターの組み合わせは、ブラシモーターでも超低速コントロールができるようになる組み合わせです。
値段も買いやすいのですが、大きさが少し大きめかなという印象はあります。
AXSPEED ロックスライダー
AliExpressで見つけたAXSPEEDのお安いロックスライダーを使います。
重量やロックスライダーとしての性能を考えると3Dプリンターで印刷する方がいいのですが、今回のテーマである「日本在住で手に入れやすいパーツを使う」に沿ってこちらにしました。
送受信機
送受信機(プロポ)はどのメーカーでも大丈夫です。
安価で手に入れやすいところだとTURBO RACINGのP32だと思います。
ESCと受信機の交換方法
SCX24のノーマルESCは受信機一体型ですが、今回ESCと受信機が別になるのでメカスペースを確保する為にロックスライダーを装着します。
スキッドプレートを固定するネジに共止めします。
今回はロックスライダーのステップ部分は使いません。
ESCと受信機はベルクロテープで止めたいので、ロックスライダーに裏側が両面テープタイプのベルクロテープを貼り付けます。
ESCの配線
ESCには、バッテリー、モーター、受信機を接続します。
画像の左上がモーター、右上がバッテリー、右下が受信機です。
モーターの取り付けコネクタがESC本体のコネクタと違ったので、ESCに付属していた変換ケーブルを使っています。
配線のプラスマイナスの見分け方について
メーカーによって配線コードの色は違うのですが、基本は
- 濃い色がマイナス
- 薄い方がプラス(サーボコネクタの場合は真ん中)
- 他の2本と違う系統の色がコントロール
と覚えておくとだいたい大丈夫です。
メカ類の設置
ESCは左側のスライダーに設置しました。
バッテリートレイの出っ張りと干渉していたので、一部をカットしています。
ボディとの隙間に収まるか心配だったのですが、ギリギリ収まりました。
受信機は右側のスライダーに設置しました。
受信機の配線
こちらもド素人だった自分がわからなかったところなので書いておきます。
受信機にはたくさんのチャンネルがありますが、必ず使うのは2つです。
- 1ch サーボ
- 2ch ESC
- 3ch以降 LEDやウインチなど自由に
受信機にプラスマイナスがだいたい書かれているので、先程の配線の色を合わせて差し込みます。
配線してみた様子
こんな感じできれいに収まりました。
まだ配線を整えていないですが、小さいタイラップなどで適当にまとめます。
動作も問題なく動いてくれました。
スロットルの向きが逆の場合の直し方
試走をしてみてスロットルの向きが逆の場合、モーターのプラスとマイナスを逆に繋げば直ります。
プロポで逆にする方法もありますが、モーターとESCによっては前進と後退でスピードが違うものもあります。
モーターはプラスマイナスを逆に繋いでもショートすることはありません。
ESCを交換した効果
いくつかの車体とモーターで使ったことがあるESCですが、SCX24用のパープルモーターでも快適に走行できるようになりました。
超低速域でのトルクは確実にアップしているし、下りもいい具合にドラッグブレーキが効いてくれるので前につんのめるような感じもありません。
うん、快適です。
コンペ車レベルまでにする予定ではないので、ブラシレスモーターに交換までしないでいいかなという感じがしています。
早くフィールドで走らせたいです。