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タングステンウエイトでミニクローラーのウエイトセッティング

タングステンウエイトでミニクローラーのウエイトセッティング

クローラー用ウエイトの素材としては価格が手頃な真鍮パーツが定番ですが、より効率的なウエイト荷重にはタングステンを使う方法もあります。
一部のブランドでは真鍮とタングステンを組み合わせたパーツを見かけることもでてきました。
今回は単体のタングステンウエイトを購入してウエイトセッティングを試してみたいと思います。

タングステンとは

金属の中でも硬くて比重が高く、釣りの重りなどでもお馴染みの素材です。
約19.3 g/cm³の比重はクローラーラジコンでよく使われている真鍮の2倍くらい。
すなわち同じ大きさで2倍の重さのウエイトを積めるということです。
ただし、自分で加工することが困難で、値段が高いので気軽に使える素材ではありません。

ウエイトバランス調整前

今回はSCX24 RTRのカスタム車に装着してみようと思います。
タングステンウエイト装着前のウエイト前後比はフロント57%、リア43%ともう少しフロント荷重にしたいところです。
バッテリーを積み忘れたので全体重量は少し軽くなっています。

今回使ったタングステンウエイトと購入先

タングステンウエイトはいろいろな大きさと形状、重さがありますが、今回使ったのは1個あたり10.5gの円柱形ウエイトです。
パテ状のタングステンウエイトもあります。
AliExpressで見つけましたが、日本のAmazonや釣具店でも購入することができます。

タングステンウエイトの取り付け

今回はフロントアクスルの上、デフギアカバーの横に装着しました。
取り付けはシューグーで固定するのが良いと思います。

タングステンウエイトを装着した効果

フロントアクスルに21g追加となったことで、フロント57→59%、リア43→41%と装着前よりも前後バランスを改善できました。
見た目は目立ってしまいますが、ブラスパーツを追加していって次の打つ手がない時などに役立つ方法です。

海外ではホイールの内側にウエイトハンガーを装着してタングステンウエイトを積むことができるホイールなんかも発売されています。
もう少し手軽に使える素材になると更に楽しくなりそうですね。