FCX24M キャメルトロフィーボディを「塩マスキング」でウェザリング塗装
新しいプロジェクトを始めてみようと思います。
ウェザリング塗装の方法はいろいろあるけれど、前から塩でマスキングして錆を表現する方法に興味があったので試してみることにしました。
なんとなくな手探りで進めてみますw
今回使ったボディ
今回はFCX24MのRANGE ROVERキャメルトロフィーのボディにしました。
FMSの公式サイトやAliExpressでボディや付属パーツだけ購入できます(公式サイトの方が送料安かったです)
ウェザリング塗装をやってみる
バンパー製作とパテ埋め
今回はルーフラックと純正リアバンパーを使う予定ではないので、不要な穴をパテ埋めして、リアバンパー部分のボディが不自然にカットされていたのをプラ板で製作しました。
サーフェイサー吹き
今回は下地を見せるウェザリング塗装なので、サーフェイサーはマホガニーサーフェイサーにしました。
下地色の塗装と塩マスキング
サーフェイサーの他に違う色の錆を表現したかったので、下地色として艦艇色のスプレーを軽くまだらに吹きました。
下地色が乾いたら全体に霧吹きで水を吹きかけて、マスキングしたい場所に塩を振ります。
今回は粗塩を使ってみました。
塩を振ったら完全に乾燥するまで一晩くらい放置します。
トップカラーの塗装と塩マスキング剥がし
トップカラーは塩の上からスプレーを吹きます。
今回はアサヒペンのスモーキーブルーのスプレーを使いました。
トップカラーのスプレーが乾燥したら塩を剥がしていきます。
水で濡らして手やブラシで擦ると剥がれて、錆の表現になります。
塩を振った段階では少しやりすぎたかなと心配していたのですが、剥がしてみると意外と大人しい感じで想定内の仕上がりになりました。
ディテールの書き込み
塩マスキングだけでは少し単調な印象があったので、レッドブラウンの筆塗り塗料とガンダムマーカーのブラウン墨入れマーカーで情報量を増やしました。
ライトレンズもつや消しクリアを吹いて古びた感じにしました。
窓のウェザリング
窓だけピカピカなのもバランスがおかしいので、砂煙で汚れたような加工にしてみました。
サンドブラウンの塗料を薄め液で希釈して全体に塗ります。
乾いたら薄め液を染み込ませたキッチンペーパーでポンポンと叩くように押し付けて透明部分にする塗料を剥がしました。
ウェザリング塗装完成
最後につや消しクリアを吹いて仕上げました。
自分の絵心と今の実力ならこんなものかなというレベルにはなりました。
いやあ、ウェザリングは奥が深い…
これは経験をたくさん積まないとうまくならなそうな気がします。