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キャリアベアリングセッティングのドライブライン組付け【TRX4M C3 LCG】

キャリアベアリングセッティングのドライブライン組付け【TRX4M C3 LCG】

前回の記事でフレームとリンクの組付けまで終わったので、次はドライブラインの組付けを行っていきます。
今回のNazareシャーシは標準でキャリアベアリング仕様になっています。

キャリアベアリングセッティングとは

キャリアベアリングセッティングとは

高角度なスキッドプレートとハイクリアランスなリンクロッドで組んだリグにおいて、通常のドライブシャフトを使うとリンクロッドよりも下の位置になってしまい、せっかくのクリアランスが台無しになってしまいます。
そこでシャーシにキャリアベアリングを設置して、2本のリアドライブシャフトでドライブラインを構成することでクリアランスを確保するセッティングが最近の流行です。

ドライブシャフト

PNWでオプション販売されていたINJORAのドライブシャフトにしました。
バラで買うよりもこちらの方が安いし、Nazare専用リンクを使う場合はフロントを5mmカットする必要があるのですが、こちらのシャフトは加工済だから楽でもあったので。

モーターとギアボックス

最初の計画ではVT3KのモーターとESCを使いたくて、SCX24用のピニオンギアをTRX4M用のものに交換する計画でした。
実際に届いてみると、シャフト中央付近に圧入されているピニオンギアの隙間にピニオンリムーバーが入らず交換できませんでした、、、

やむを得ず計画を変更して、TRX4M初号機で使っていたギアボックスとモーターを移植することにしました。
モーターはMOFO RCのNanoBAM、ギアボックスはINJORAのプラスチック製です(リンク先の記事で詳しく書いてます)

ドライブラインの組付け

キャリアベアリングを使う場合も特に難しいことはありません。
ギアボックスからキャリアベアリングにドライブシャフトを接続して、キャリアベアリングからリアアクスルにもう1本のドライブシャフトを接続するだけです。
Nazareシャーシのスキッドプレートは、モーターを前側に設置する設計になっています。

完成はこんな感じです。
フロントもリアもドライブシャフトがリンクロッドより上に位置しています。

次はホイールとタイヤの組付けをしていこうと思います。